2023/4/1

 

Web技術全体の俯瞰

WebブラウザーはHTMLというマークアップ言語がベースになっているけれど、レイアウトなどデザイン性を高めるためには、CSSというスタイル・シートが必要になる。そこに動きを加えるためには、JavaScriptというプログラミング言語が必要になる。
私たちが今まで学んでいたのは、Pythonというプログラミング言語と、Flaskというフレームワークですが、これは、webブラウザーではなく、その裏側のwebサーバーで動いているもの。Pythonで、様々な制御や演算、SQLサーバーとのやりとりをしています。Flaskは、Jinjaというテンプレートを使って、ブラウザー側にデータを渡しています。
Flaskのhtmlファイルには、{{……}}とか{%……%}とかのおまじないがあり、なんのことだかよくわかっていませんでした。これは、JinjaテンプレートでPythonライクに記述したもので、Pythonそのものではないということを知りました。
Pythonの中にSQLというリレーショナルデータベースを操作する言語が混ざったりしますが、htmlファイルの中には、Jinjaテンプレートの記述が混ざったり、<?……?>というPHP言語、<script……>というJavaScriptなど、いろいろなものが混ざり合ってできていることを学びました。
htmlファイルの中のどの部分がどの言語の記述なのか見極め、そこで、どんなやり取りがなされているのかを押さえる必要があるということですね。
Web技術が、様々な要素の複合であることを学びました。(トーマス)